ストーカー用防犯グッズ7選【使用時の注意と生活で用心すること】

自己中心的で身勝手な理由から付きまとい行為を止めないストーカー。

証拠があれば警察も対応してくれますが、常にそばにいてくれるものでもないですし、時には自分の手で危険に対処しなければならない時もあるかもしれません。

この記事ではそんな時に役に立つ防犯グッズを紹介していきたいと思います。

ストーカー対策に使える防犯グッズ

防犯カメラ

わざわざ説明するまでもないでしょう。犯罪行為や嫌がらせなどを録音録画する機械です。

録画しているということがストーカーに対しての警告になりますが、警察に検挙してもらうための重要な証拠を録画することができます。

ストーカー行為の被害が終わってからも防犯のために使用することができますので、購入を検討するのに十分値するといえます。

もしも電気代や記録容量が心配な場合は、センサーが動くものに対して反応した時だけ録画する機能の物もあります。

様々な製品がありますので自分に合ったものを購入してはどうでしょうか?

ビックカメラ.COM 防犯カメラのおすすめ14選

防犯カメラの実際の使用例

実際に防犯カメラを設置することによって、犯人逮捕までつなげたケースを見てみましょう。

20代前半の女性で会社員のAさんは、両親と実家で暮らしています。家は庭付きの戸建てです。

ある日を境に家の周囲で不審な出来事が頻繫に起こるようになりました。置いてあった自転車が別の所に移動している。
玄関先に置いていたゴミ袋が漁られている。花壇の花が根こそぎ盗まれている。

犯人は深夜から明け方にかけて訪問しては犯行に及んでいるようでした。残念ながら犯行の日時はランダムで規則性はなく、
Aさんの両親も平日の日中は仕事があるので、連日連夜寝ずの番をするわけにもいきませんでした。

そこで両親と話し合った結果、防犯カメラを設置することに決まりました。ネットで購入したワイヤレスカメラを玄関と庭先に取り付けて録画を始めました。画像はパソコンやスマートフォンで見ることもできました。

設置してから三カ月ほどたったある日の午前2時に、30代ほどの男性が庭に無断で入っているのが映っていたので、すぐに警察に通報し逮捕となりました。

男性はAさんを通勤途中の駅で見かけて一目惚れしたのはいいのですが、どう声をかけていいのか分からずにいる内に後をつけるようになり、自宅を突き止めると真夜中の時間にいたずらをするようになったそうです。

自分でもよくないことをしているのはわかっているのだけれど、おかしな形であれAさんの人生にかかわっているのが楽しくてやめられなくなってしまったそうです。

平穏な日常を取り戻した後もカメラを使用していたのですが、事件が解決してから2年ほどたったら壊れてしまったそうです。

簡単に取り付けることができるタイプの物は壊れやすいようなので、長年にわたり使っていきたいのなら業者に設置してもらうタイプの物がいいようです。

センサーライト

動くものをセンサーが感知して照らすライトです。

明かりの無い暗い所なら効果は抜群であなたへの自宅の侵入や、嫌がらせに対して怯むことでしょう。

暗闇の中で作業することが出来なくなるのですから、ストーカーによる嫌がらせ行為を妨害するには十分な効果が期待できます。

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ダミーカメラ

防犯カメラを自宅に設置したいのだけれど、「安いものが増えたのかもしれないけれど、やっぱり値段の事を考えたらなあ」というのなら、いっそダミーカメラを設置してみるという手もあります。

これは防犯カメラとしての録画録音機能はないけれど、LEDのランプが点灯したりして、外見だけはちゃんと機能しているカメラに見せかけたりする代物です。

これを自宅の周辺に設置するだけでも、ストーカーに対しての牽制には十分役に立つと思います。

株式会社アルコム防犯対策用ダミーカメラ(フェイクカメラ)一覧

ボイスレコーダー

ストーカー防止法では被疑者を検挙するときに、複数回にわたる付きまとい行為や嫌がらせ行為の証拠をとっておく必要があります。

その際に実際のストーカーとのやり取りの記録した音声は強力な武器になります。

外出中に身の危険を感じた時だけでも録音をすれば有効な証拠となります。

また最近は外見をボールペンに見せかけたようなものや、小型で目立たない隠すことが便利なものが多く販売されているようです。

色々調べてみて、最適な商品を選んではいかがでしょうか。

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スタンガン

危険に対して直接的に威力を発揮する防犯グッズです。高圧電流により瞬時に相手を無力化することができます。

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防犯ブザー

緊急時にボタンを押すか、ヒモを引き抜くことにより大音量を発することにより相手を怯ませて周囲に我が身が危険にさらされていることを知らせることができます。

小型で掌に収まる形状の物も多く、すぐに取り出せるところに身に着けていればこれほど心強い防犯グッズは無いでしょう。

この製品にはボタンを押し続けるとブザーが鳴り続けるものや、ブザー本体についているヒモやピンを戻さない限り音が鳴り続けるものがあります。

大きな音で鳴り続けて、周囲に危険を知らせてくれる優れた護身具です。

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盗聴器発見器

あなたに執着するストーカーは、どんなことでもあなたの事を知りたいと考えています。

もしかすると、あなたが仕事や所用により自宅を留守にしているときに、盗聴するための機械を設置しているかもしれません。

もしストーカーからの監視報告によって、あなたの個人情報が把握されていると考えるのならば盗聴器による盗聴を疑ってみるべきでしょう。

専門の盗聴器発見業者に頼むといった手もありますが、盗聴器発見器はネットで購入が簡単にできます。

自分の手で調べてみて、本当に盗聴器を発見した場合はすぐに警察に届けましょう。

また盗聴器を設置されないように、日ごろから整理整頓や掃除をこまめにやっておくようにしましょう。

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自宅のドア、郵便受け、窓など

防犯カメラの設置に関しても述べましたが、ストーカー化した相手があなたの自宅の周囲を徘徊しながら監視をしてくることは当然想定するべきことです。

あなたの個人情報や日常生活を探るために、郵便受けを見られたり、ゴミ捨て場に出したゴミを漁られたりするかもしれません。

自宅の中に侵入するために窓を割って侵入してきたり、扉をこじ開けて中に入ろうとする。

ありとあらゆる方法を使ってあなたの個人情報を探り出そうとしてきます。個人的にできる範囲で何らかの対策を打っていた方がいいでしょう。

郵便受けの鍵を二重三重にする、窓ガラスに打撃を加えられても飛散しないようにガラスフィルムを貼り付ける。考えて打てる手はいくらでもあります。

「防犯 グッズ」でGoogle検索してみて、気になったものを片端から試してみるのもいいかもしれません。

モチベーションが上がってきたら防犯グッズを取り扱っている専門店や、自宅から近くにあるホームセンターに行ってみるといいでしょう。あなたが探しているものを店員さんに訊いてみましょう。

通勤通学の帰宅途中に気を付けること

勿論危険に巻き込まれることは避けたいですし、先に説明してきた防犯グッズに頼らないのが一番だと思います。

一番大事なことは周囲に気を配りながら、あなた自身の身に危害が降りかからないようにすることです。

通勤通学の途中で気を付けておくポイントをまとめておきました。

身の危険を感じたら避難することができるところを事前に決めておく

通勤通学先から帰宅しようとして、外を歩いている最中に身の不安を感じたら避難することの出来る退避場所をあらかじめ決めておきましょう。

具体的には交番・警察署・スーパー・コンビニなどが便利です。

他にもこの時間帯のこの場所なら人がたくさんいて助けを求めやすいと思うところを探しておくのもいいかもしれません。

例えば居酒屋など、夜遅くになってもやっている店はありますので、そのような所を避難先の一つに入れてもいいかもしれません。

直接危害を加えられそうになったらすぐに助けを求めよう

もしも、ストーカーがあなたの目の前に現れて、直接危害を加える行動に出たならば、躊躇することなくすぐに大声で助けを求めましょう。

実際に身の上に危険が降りかかってくると恐怖のあまり声が出なくなることもあるようです。

その時の備えにも、大音量で周囲に助けを求めることができる防犯ブザーは忘れずに普段から携帯するようにしましょう。

帰宅する際は複数のルートを用意しておくこと

もし外出時に不安を感じるようでしたら、バスやタクシーを使っていつもと違うルートを使用して帰るようにしましょう。

ストーカーはいつどこであなたの事を監視しているかわかりません。

たまには気分転換もかねて普段使っていないルートを使って帰るのもどうでしょうか。

在宅時に家に押し入れられるのを避けるために

そんなことはあって欲しくないことですが、ストーカー行為で最悪のケースはあなたに危害を加えることを目的として、自宅に押し入ってくることです。

最悪の状況に追いつめられる前に対策をとっておきましょう。

  • 玄関のドアを不用意に開けないこと。必ずドアスコープで確認したり、カメラ付きインターホンで確認すること。
  • 夜間の時間帯は特に警戒すること。
  • 防犯ブザーなどをすぐに使用できるような状態にしておく。
  • 侵入してこようと企んでいるストーカーは物陰や背後に隠れていて、ドアを開けようとした瞬間に一気に押し入ってくることがあるので、家の中に入る時も周囲を警戒すること。

以上、ストーカーに対して効果が期待できる防犯グッズの紹介と、日常生活で気を付けておくことでした。